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まずは場所決めです。ダイニングに近くて何処からも良く見えて…。
色々考えてダイニングの前庭に窯を作ることに決めました。
道路からも すごく良く見えます。
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場所が決まったら整地です。
斜めになっていた場所に大きな石を並べ、土を入れてドンドン叩いていきます。
何度叩いてもふかふかしていて、なかなか固くなってくれません。
水を撒いては叩き、乾いたらまた水を撒いて…の繰り返し。
いつになったら固くなるのかなぁ…。
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整地が出来たら、今度は基礎を作ります。
木枠を作って、中にコンクリートを流し入れます。
「セメント、砂利、砂を混ぜて水を入れて練る」
ただそれだけですが、結構重くて大変なんです。
これだけのスペースに20センチ厚のコンクリートを入れるだけで
二人の腕はパンパン!
翌日は両腕が使い物になりませんでした。
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自分で考えた図面を持って
関東大谷石工業さんへ相談に行きました。
何度も相談を重ねつつ、
ようやく石を注文です。
そして到着!
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えっ、こんなに沢山?
到着した時は正直驚きました。
これを二人で積み上げるのかぁ…
ちょっと不安…。
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詳しい写真はお見せ出来ないのですが…
要するに 土台部分をひいて(手前が焚き口)
中に小さな箱を足を付けて組み上げて
外側に大きな箱を組み上げて
大きい箱と小さい箱の間を煙道にしたのです。
ちょっと分かり難いですかね。
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そして 後一段で完成!のところで雨続きです。
早く積み上げてしまいたいのに!
空を恨めしく見上げる日が何日も。
ちょっと日が射して来たなと思ってもすぐ雨が…
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やっと完成した窯に屋根をかけることにしました。
立派な梁と柱のかっこいい屋根!と自己満足。
なんだか屋根を作ってみると こんなに広かったっけ?と言う感じ。
それもそのはず 約15坪のスペースです。
建物もちょっと立派に見えるかな?
色々使えそうで ちょっと楽しみ。
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ドアはまだ出来て来ませんが 煙突がついたので
待ちきれずに 木製の「とりあえずドア」で試運転です。
オーブンとして使える温度になってくれて まずは一安心
窯焼きプリン と 窯焼きパン
どっちもなかなか良い感じに出来ました。
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石薪オーブンが完成したので
今度はpizza窯を造ることにしました。
オーブンは直火じゃないので じっくり焼き上げる料理に
pizza窯は 直火で急に加熱する料理に向いています。
まずは土台を作って入り口と一段目をレンガ積みし
土で中にまんじゅうをつくり この上にドーム型にレンガを積んでいきます。
上手に出来るのか ちょっと不安です。
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レンガ積みを始めて一ヶ月
時間を見つけては
なんとかコツコツ積みあげました。
やっと、ようやく、というのが実感です。
角度を調整しながらドームに作るのは
思った以上に大変でした。
あとはじっくり乾燥させて
煙突を付ければ出来上がり。
早くピッツァ焼いてみたいなぁ。
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年が明けて、とうとう火入れしました。
丸いドームの中で炎が踊るように綺麗にまわってくれます。
こつこつ作り上げた甲斐が有りました。
早速ピッツァを焼き その焼け具合に大満足!
肉を焼いたり 野菜を焼いたり やりたいことは盛り沢山です。
この窯からどんな熱々料理が出て来るのか
楽しみにいらして頂けたら幸いです。
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ピッツァ窯1号機が熱による膨張でレンガに隙間ができ
ひび割れを起こし始めたので
レンガ積みなおし作戦…の前に
1号機を休ませる間に働いてもらう2号機を
2010年春 建築開始!
窯を建てる位置にコンクリートで土台をつくり
ブロックで窯の足になる部分を積み上げます
簡単そうに見えて意外と骨が折れました。
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2号機はひび割れしないように
大谷石で作ることにしました。
削るのも自分で…と初めは思いましたが
ドームに削るのはどう考えても大変!
と言う訳で石窯オーブンのときにお世話になった
大谷の石屋さんに削りをお願いしました。
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石を全部運び終えると
やっぱり 結構な量です。
前回積んだときに腕が上がらなくなったことを考慮して
積み上げまでやって貰っちゃいます(笑)
さすが石屋さん 力持ち!
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内側がドームになるように削られた石は
変則的なかたちで積むのも難しい!
番号をつけられた順に
ゆっくりゆっくり 慎重に
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薄く削られた石は
ちょっとぶつけると 壊れてしまいます。
角を欠かないように
ワレモノ注意です!
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内側からもつっかえ棒をして
まさかの事態に備えます。
ここで崩れてしまったら泣くに泣けない…
しっかり内側が綺麗なドームになってます。
組みあがるのをワクワクして待ちます。
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最後の一戸を無事に積み終えて
ホッと一安心です。
見かけは四角でも内側は綺麗なドームの窯の完成!
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煙突と蓋は那須にお住まいの
アーティストさんにお願いしました。
スッキリとしてスタイリッシュに出来上がったと
大満足のおしゃれな2号機さん。
1号機に替わってしっかり働いてもらいますよ!
その間に 1号機さんを直さねば…
作業は続いていきます。
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